蜜の味 1話 あらすじ [蜜の味 あらすじ]

蜜の味 1話 あらすじ

あなたは誰にも渡さない

森本直子(榮倉奈々)は、難関の東和医科大学に合格した。
故郷を離れ東京の医大に進学しようと決めたのは、叔父・池澤雅人(ARATA)が大学附属の病院に勤務するからだ。
直子は、幼い頃から父・森本 洋介(阿南健治)の異母兄弟である雅人に淡い恋心を抱いていた。
毎年、夏休みに帰郷してくる雅人に会うのが何よりの楽しみだったが、雅人が多忙な研修医となってからはそれが叶わなくなった。
直子は、雅人が来られないのなら自分が東京に行こうと決意し、見事にそれを果たしたのだ。

同じ頃、東和医科大学附属病院では、病理学教室にいた医師・原田彩(菅野美穂)を教授・霧島正(佐野史郎)が業務上のことで注意した。
彩が弁明すると、霧島はサラリと嫌味を返す。
それを聞いた医師・細川裕司(山崎樹範)は、彩が恋人である雅人の名前を出したため、霧島が雅人にやきもちを焼いたんだろうと話した。

上京したばかりの直子は、雅人との東京でのデートを夢見ながら、付き添って上京した母・森本 久子(キムラ緑子)から、料理に関するアドバイスを受けていた。
そんな折、雅人から電話が入る。
近くにいるから行ってもいいか、と言う雅人に直子は満面の笑みで「待ってる!」と答えた。
やがて、やってきた雅人は、ひとりの女性を連れていた。
それは、雅人と同じ病院に勤務する彩だった。
自分が知らないうちに雅人に恋人がいたこと、その恋人が圧倒的に美しく洗練されたたたずまいだったことに、直子は激しく動揺する。

翌日、新入生のオリエンテーションが行われ、直子は同じ班となった則杉康志(溝端淳平)、栗山和気(市川知宏)、頼陽華(木村文乃)、蓑屋進(近藤公園)、教授・滝ノ原健司(升毅)の息子である滝ノ原幸一(森廉)とともに、学校や授業に関する説明を受けた。
そして学食で昼食をとっていたとき、直子は彩に声をかけられる。
彩は前日の突然の来訪を謝ると、直子の学校での様子を気遣った。
ところが、直子がつい「雅兄ちゃん」と雅人のことを呼んでしまうと、学内では「池澤先生」と呼ぶべきだとすかさず注意。
その得も言われぬ厳しさに、直子は立ち尽くす。

そんな日の夜、直子は雅人のマンションの前にやってくる。
明りがついている部屋を見上げ、彩と雅人が一緒にいるものと思うが、部屋にいたのは雅人だけだった。
傷ついた直子はマンションを立ち去り歩きはじめた。
すると、母親(伊藤裕子)と歩いていた男児が誤って工事現場に侵入、そこに大きな建材が倒れてきて、男児が下敷きになってしまう。
突然の出来事に母親はパニックになり取り乱す。
すると、通りかかったタクシーが停まり、彩が降りてきた。
すぐに状況を察した彩は、タクシーの運転手や通行人たちに救助を要請、雅人にも連絡する。
そして、駆けつけた雅人とともに懸命の救急措置を施し、やがて到着した救急車に男児を乗せた。
彩は、病理を選んだ理由を患者と向き合うのが苦手だから、と直子に話していたが、母親を励ましながら男児を救出したその見事な手腕は、優秀な医師と認めざるを得ないものだった。
そんな彩の一挙手一投足を、直子はただ見ていることしかできなかった。

救急車を見送り安堵した彩と雅人は、肩を寄せ合い帰って行った。
だんだんと小さくなるふたりを直子は見つめていた。
と、何かを感じたように彩が振り返った。
凍りついたように立ち尽くす直子を認めた彩は、険しい表情を見せた。
そして直子がいることをいぶかしがる雅人に、自分が失敗するところを見たかったのだ、と言い放つ。
冷たい目で見据えられた直子は、その場を動くことができず…。





蜜の味~A Taste Of Honey~オリジナルサウンドトラック 視聴できます












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